Thursday, July 27, 2006

水泳


小さい頃、私は殆ど泳げなかった。
水中で、目を開けることすら出来なかった。

原因は、決してきれいとは言えなかったプールの水
(だと思っている)。

小学校5年生の時、私の通っていた小学校に、新しいプールができた。

すると、不思議に泳げるようになった。
そして、その年の夏、私はいきなり水泳の競技会に出場することになった。

そのため、夏休みに入ってからの最初の10日間ほど、毎日水泳の特訓があった。

それは私にとっては、文字通り「特訓」だった。
今でもその時のつらさやしんどさは忘れられない。

プールには7コース程あったと思うが、第1コースから飛び込み、息継ぎ無しで25mを泳ぎ、今度は第2コースを反対側から、また息継ぎ無しで25mを泳ぎ、更に第3コース、第4コースと、第7コースまで泳ぐ。

プールサイドには、棒切れを片手にゆっくりと歩きながら生徒を見守る先生。

私は、とにかく死に物狂いで泳いだ。
そして、家に帰るとぐったりしていた。

次の日の朝、練習に行くのが嫌で嫌でたまらなかった。
体力的にも精神的にも疲れていたせいか、体がだるくてだるくてたまらないのだ。
食欲もあまりなく、病院にも行ってみたことがあったが、「自律神経失調症」とだけ言われた。

毎日、母親にプールまで車で送ってもらい、更衣室で水着に着替え、シャワーを浴びる。しんどくてしんどくて、帰りたい帰りたいと心の中で繰り返していた。

しかし、不思議なことに、水の中に入ると、何故か体が楽になった。

それはまるで、「しんどいのによく頑張って来たね」と言って、誰かがご褒美に、楽にしてくれているようだった。

競技会の結果は、あまりよいものではなかった。

でも、私は、この経験にとても感謝している。
当時は、とても恐いと思っていた、指導して下さった先生にも、心から感謝している。

この経験が、何度私を勇気付けてくれたことか...

その後、何かしんどいことがあっても、「あの時のあのしんどさに比べたら、こんなのなんともない」と思えたのだ。

本当にありがとう。

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今日も読んで下さってどうもありがとうございます。

みなさんは、泳ぐの好きですか?
私は、今日お話したことがあって以来、あまり好きではありませんでした。

でも、今は、好きです。
といっても、そう頻繁に泳いでいるわけではないですが...

その時はしんどくても、後々それが大きな励みになる。
そう思えると、しんどいことも、気分的に少しは楽になれるのではないでしょうか...

今日も皆さんよい一日を!

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